【 データ型 】データ型と確認方法の解説~javascript超基礎編~

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データ型 は、HTMLやCSSをメインに学習した人には、少し馴染みのないワードかもしれません。

javascriptを理解するうえで基本となる、データ型の種類とその確認方法について解説していきます。

この記事では、

・データ型とは

・データ型の種類

・データ型の確認方法

上記について解説します。

contents

データ型 とは

データ型とは、データの分類のことをいいます。

wikipedia(データ型とは)では『データ型(データがた、Data type)とは、コンピュータプログラミング計算機科学において、そのデータの扱われ方を、コンパイラインタープリタに知らせるための属性(attribute)である。単に(かた、Type)とも言われる。』と説明されています。

例えば人間が【5】という文字を見て、それが数字であると認識するように、コンピュータにもそのコードがどの分類にあたるのか読み込ませる必要があります。

プログラミング言語で値を適切にやり取りするにはさまざまなデータ型を使う必要があります。

※補足:javascriptの変数宣言とデータ型について
javascriptでは、変数宣言の時もデータ型の指定をしないため、どのような値でも格納できます。
他のプログラミング言語では、変数を宣言するときにデータ型を指定するものもあります。
例)下記のように、変数(tax)には数値(0.1)でも文字列(‘税’)でも格納できます。
『tax = 0.1』
『tax = ‘税’』

データ型 の種類

データ型の大きな分類に、プリミティブ型オブジェクトがあります。

この記事ではデータ型でもプリミティブ型について解説します。

プリミティブ(基本の)データ型は、単一の値のみ格納できます。どのプリミティブ型にもあてはまらないものがオブジェクト(Object)です。オブジェクトは複数の値を格納でき、これについては別の記事で詳しく解説します。

プリミティブ型

プリミティブ型には、下記6種類の型があります。

①数値型(Number)

②文字列型(String)

③ブール型(Boolean)

④Undefined型

➄Null型

シンボル型

①数値型(Number)

数値型は、数値(整数、小数、浮動小数点数、負の数値含む)のことをいいます。

最大15桁まで有効で、数値型の変数で四則演算ができます。(参考コード4行目)

また、参考コード6行目では変数tax(0.1を格納)を0で割っており、【Infinity(無限大)】が返ってきます。

これも数値型の一つで、0で割ったり値が大きくなりすぎたりした時に返ってくるものです。

【NaN(非数)】(参考コード8行目)も数値型で、数値に対して文字列で計算しようとするとNaNを返します。

javascriptの四則演算についてはこの記事を参考ください。↓↓↓↓

②文字列型(String)

文字列型は、一連の文字のことをいいます。

文字列型を宣言を格納するときは、シングルクォーテーション(”)または、ダブルクォーテーション(“”)で対象となる文字列を囲みます。

クォーテーションが文字列の中に含まれる際は、\(バックスラッシュ)を使いましょう!スラッシュの後に記述されたものは文字列と認識されます。
(参考コード5行目)

また、文字列同士をつなげるときは演算子【+】を使います。(参考コード4行目)

③ブール型(Boolean)

ブール型は真(true)偽(false)のどちらかの値を取ります。

プール型は、計算結果が正しいか判断するとき(参考コード19~21行目)や、二つの対象が同じか(参考コード24~25行目)確認する場合に使用できます。

参考コードでは、【得点が平均より上か】、【答えがYESかどうか】をチェックしています。

④Undefined型

Undefined型は、変数に値が格納されていないさいに返ります。

➄Null型

Null型は意図的になにも表現しない値で、値が何も入っていない状態です。

存在しないもの、ほかのどのデータ型にも該当しないものを表します。

シンボル型(Symbol)

シンボル型は、javaScriptリリース(ES6)で登場した型で、あまり使用されていないため、一旦はそういう型もある程度で問題ないと思います。こちらで詳しく解説があるので参考ください。

正直に言います。シンボル型については、解説できるほど知識がありません。。。(笑)
まず、データ型でどのような分類がされているのかを意識しましょう!

データ型 の確認方法

最後に、データ型を確認する方法ですが、

【console.log(type of 値】で確認できます。

まとめ

以上が、javascriptのデータ型(プリミティブ型)でした!

HTMLやCSSはある程度できるけど、javascriptに苦手意識を持っている方は少なくないと思います。

基本的なところから少しずつ理解していきましょう!

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シュウヘイ

フリーランスのマークアップエンジニアとしてweb制作を中心に活動
HTML,CSS,Wordpress,javascript,その他独学方法やWeb制作フリーランスの経験談について情報を発信しています。

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