【 objectタグ 】の使い方について解説します~HTML入門~

このような方にオススメの記事
- objectタグについて知りたい方
- HTMLの学習を始めた方
この記事は、HTMLのタグについて、『なんとなくで使えている』方にむけた一度タグの意味と種類を再確認してみよう的な感じの記事です。
感覚的にどういうタグかわかっていればコードは書けるけど、ある程度かけるようになったからこそ、一歩先の『正しい使い方』や『もっといい使い方』等理解を深めて行けたらなあと思っています。また、初めて使うタグについて調べている初学者の方にも参考になればと思います。
なお、本記事の内容はHTMLクイックリファレンスを参考文献として、より具体的に実際のコードを見ながら解説していきます。
contents
objectタグとは?
objectタグは、HTMLクイックリファレンスによると『画像・動画・音声・各種プラグインデータ・JAVAアプレット・他のHTML文書等の、 様々な形式のデータを文書に埋め込むための汎用的なタグ』とされています。
前回解説したimgタグは主に画像を表示するために使用しましたが、objectタグは画像だけでなく、動画や音声、プラグインデータ等様々な形式を持つデータを埋め込むことができます。
実際の使い方や使用する属性、記述方法について解説していきます。

objectタグの基本的な使い方
実際に画像の埋め込みをやってみたいと思います。
基本的な使い方はimgタグと同じですが、ただimgタグでは画像URLをsrc属性に記述していましたが、objectタグではdata属性に記述します。
下記のように無事画像が表示されます。


objectタグで使用する属性と概要
objectタグに使用できる属性は下記のようなものがあります。data属性、type属性のどちらかは最低限記述する必要があるので、最低でもこの二つだけは覚えておきたいところです。
type属性では、MINEタイプを指定します。MINEタイプとは、ざっくりいうと『ファイルの種類を表す情報』のことです。
属性 | 概要 |
data | 埋め込むデータのURLを指定 |
type | MINEタイプを指定 |
classid | 実行ファイルのURLを指定 |
codetype | classid で指定したプログラムのMIMEタイプを指定 |
archive | 関連するリソースがアーカイブされている場合、そのアーカイブファイルのURLリストを指定 |
width | 埋め込むオブジェクトの幅を指定 |
height | 埋め込むオブジェクトの高さを指定 |
usemap | イメージマップの関連付け |
name | 埋め込むオブジェクトの名前を指定 |
standby | ダウンロード中のメッセージを指定 |
declare | 待機状態にする |
align | 表示位置の指定 |
border | ボーダーラインの太さを指定 |
hspace | 左右の余白を指定 |
まとめ
objectタグは、画像だけでなく様々な形式のデータなどを埋め込めるタグです。
今回は画像の表示方法と属性の紹介だけさせていただきましたが、youtubeなど外部リンクサイトの動画の埋め込みや、その際に使用する属性等も紹介していきたいです。
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シュウヘイ
フリーランスのマークアップエンジニアとしてweb制作を中心に活動
HTML,CSS,Wordpress,javascript,その他独学方法やWeb制作フリーランスの経験談について情報を発信しています。